ユニバーサル・スタジオで思ったこと

ハリー・ポッターにしろ、スーパー・マリオにしろ、何かひとつおもしろい物語を考え出せば、こんなにも人がたくさん集まってくるものなのだなあ。コスプレだってするし、グッズも買うし、お金がどんどん集まる。普段はガチャガチャに五百円は高すぎる、なんて思っていたとしても、ハリー・ポッターの映画に出てくる杖がここで買える、となれば、どうしても買いたくなっちゃうもの。

力のある物語というのは経済を回すものなのだなあ。

ハテナブロック

 

ユニバーサル・スタジオに行って来た

ユニバーサル・スタジオに行って来た。

ハリー・ポッターの世界が再現されているらしい、という話を聞き、行く直前に映画を三作品だけ見てから行ったのだったが、予想した以上に楽しめた。

ハリー・ポッターの世界

スーパー・マリオの世界も再現されているということで、そちらにも行ってみたのだが、ちょっと色がガチャガチャしていて、歩いているだけで疲れる。人が多く暑かったせいだろうか。

スーパー・マリオの世界

マリオの世界を見て回ってから再びポッターの世界に行ってみるとホッと安心する。建物が古びた木や石でできているからだろうか。何百年も雨と風に耐えて来た石や木なのだから、ちょっとやそっとじゃビクともしないよな、という気がして安心するのだろうか。いや、もちろん本物の古びた木や石じゃなくて、全部作り物ではあるんだけども。

本当はたまごから赤ちゃんがうまれるはずだったんです

今朝見た夢。

映画と演劇が融合した舞台芸術を見に行く。観客は舞台のセットに上がって登場人物になったつもりでそれを見ることになっているらしい。狭い部屋にぎっしりと詰め込められて前に立っている人たちの頭の隙間から舞台をみる。映画を上映しながらそれとシンクロしつつ演劇が演じられる。わたしの妻と杉川さんが出演している。最後にたまごから赤ちゃん(人間の赤ちゃんであるらしい)が生まれてそれがものすごく感動的、という演出意図であるらしいのだが、トラブルでたまごがかえらず、特に感動もせずに終わってしまう。妻が出演していることもあり、わたしは3回か4回ある公演のすべてを観に行っているのだが、毎回たまごがかえらない。三度目くらいの上演になると、妻はアドリブで舞台上で「赤ちゃんはうまれないんですかね?」みたいなことを杉川さんに言う。すると杉川さんもなれたもので「なんでわたしはこんな(いかにも赤ちゃんをあやすのに使いそうな)おもちゃなんて持っているんだろ」などと返す。二人は小首をかしげつつ舞台のソデに引っ込んで行く。最初のうち、わたしは今回はたまごはかえるのか、と心配しながら舞台を見ていたが、三度目くらいになるともうあのたまごがかえるところは見られないんだな、とあきらめてしまっている。

下駄箱が見つかりません

今朝の夢。

妻との結婚式。わたしは伸びすぎておかしくなった髪型を気にするが、妻はそんなの誰も気にしてない、と言ってなぐさめてくれた。夜になったので、参列してくれたよその子供を家に送り届ける。その家の親はまだ帰ってない様子。

観光バスに乗り、遊園地みたいな温泉に行くが、自分のもらったふだの番号の下駄箱が見つからず、入れない。

火事が来る

今朝の夢。

祖父母が住んでいた曽木の家にわたしは住んでいる。祖父母から譲り受けたのだったか。祖父母はすでに亡くなった。ここに住んでいるのはわたしだけではない。わたしの弟も妹も母も父も一緒に住んでいるらしい。親戚一同もどうやら一緒に住んでいる。ということはこの家を譲り受けたのはわたしではなかったということか。親戚一同が集まってここで合宿のようなことをしていただけだったのか。雷がひどい。ずっと鳴りっぱなしだ。窓の外をみると道路を挟んだ向かい側の山に一本の雷の筋がビリビリと光っている。さっきからずっとあの山に落ち続けている。山が燃え始めたようだ。ここも避難しなくてはいけなくなるかもしれない。とりあえず大事なものを集めていつでも逃げ出せるように準備をしよう。しかしいざとなると大事なものが何なのかがわからない。一度も読んだことのない詩人の詩集(箱に入ったハードカバー)なんかを持ってみたり。とりあえずはまだ逃げなくても大丈夫だ。親戚一同と広い部屋に集まってダラダラと過ごす。ダラダラしつつも、わたしはこの家を出て行くときのために窓に鍵をかけて回ったりする。みんな座ってゆっくりおしゃべりなんかしてるもんだから、わたしだけが戸締りをして回っている。どうも手持ち無沙汰だ。日記を書こう。みんながいる部屋に行き、日記帳にシャープペンで日記を書こうとする。いとこのみどちゃんが来て何かしゃべる。みどちゃんはまだ子供だ、わたしも子供であるらしい。さあ、いよいよ火事が広がってきた、わたし達も逃げよう。親戚一同がぞろぞろのろのろと曽木の家を出て、おじさんが玄関の大きなシャッターを下ろして鍵をかけ、わたしたちは曽木の家の北側を流れる川の対岸に避難した。ここまでくれば火はやってこない。破棄された電車の車両みたいなものがとりあえずの避難場所だ。しかしわたしは必要のない本を持って逃げてきてしまったものだなあ。もっと大事な本が他にあったのに。あの本は絶対に焼かれたくない、火事が曽木の家にまで来ないといいんだがなあ、と思う。

トンネルに逃げ込みなさい

今朝見た夢。

舞鶴あたりの旅館だか料理屋だかにいる。玄関の靴を脱ぐところから地下のトンネルに入れるらしい。板を外して潜り込もうともぞもぞしていると、外を通りかかった玉置浩二が玄関の引き戸をあわてて閉めた。引き戸を開けたまま地下に入ろうとしてはいけない。いつ何どきみはりのやつに見られるかしれないから。みはりのやつに見つかってしまったら殺されるらしい。いや、わたしはもう見つかってしまった。逃げなければいけない。この玄関の穴は狭すぎるため地下のトンネルには入れない、別の入り口を探さなければいけない。とりあえず旅館だか料理屋だかの外に出て、近くのパチンコ屋に逃げ込む。駐車場の柱にドアがくっついている。柱にドア? 何のため? もちろんそれは地下のトンネルに通じているドアだ。トンネルはどこまで通じているのか? トンネルをずっと歩いていけば琵琶湖の方を回って、京都市内の大学の構内に出るらしい。