今朝の夢

今日見た夢。

 

スズキさんとミカさんとあと一人誰かと一緒にドライブ。運転手はスズキさん。高速道路でスピードオーバーだかなんだかで警察に止められる。私服警官が車のトランクを開けて中を調べるとロレックスの時計が出て来る。腕時計ではなく、ブローチ時計。結構大きめのブローチで小ぶりのヨーヨーくらいの大きさ。私服警官は手のひらにブローチ時計を乗せて笑いながらこれを偽物だという。偽物をどこかで売ろうとしてたんじゃないの? と聞かれるとスズキさんは「いやいやいや、本物ですって」と否定する。「だって俺これ52万円で買ったんだから」と。しかし私服警官はロレックスのカタログを毎日見ているから偽物と本物の違いがすぐにわかるんだという。時計が一つしか出てこなかったせいなのか、我々はじきに解放されて無事に高速道路に戻ることができた。あの時計が偽物なのか、誰かをだまして売りつけるつもりだったのか、僕はスズキさんに聞いてみようかとも思ったが、微妙な空気になりそうなのであえてそのことには触れず黙って窓の外を見ている。スズキさんも何も言わずに運転している。やがてどこかの小学校に到着する。しばらく校門の外から校庭で遊ぶ子供らを眺めていたが、スズキさんがふざけて走って校庭に入って行き、子供みたいに「わーい」とかなんとか言いながら校庭をぐるっと一周する。これを見た学校の先生が激怒。抜き身の日本刀を振り上げて追いかけて来る。最初は一人の先生がスズキさんだけを追いかけていたのだったが、気がつくと三人くらいの先生が我々全員を追いかけて来る。先生全員が日本刀を持っている。我々は散り散りになって必死で逃げる。僕は低い木がまばらにはえる山の斜面をかけ下りて逃げる。しばらく逃げたあとでミカさんと遭遇する。どうもスズキさんは切られたらしい。

 

住宅地図の調査のバイトをしている。地図に書かれた情報があっているかどうか、実際にその場所に歩いて行って確かめるというバイト。今日僕が担当する地図には大きなお寺の一部が含まれている。広いお寺で、何枚かの地図にまたがっているため、そのお寺の含まれる地図を持っているバイトの人たち全員でお寺の内部に案内してもらい、ここに鐘があるだとかなんだとかをいちいち確認していく。普段は誰も入れない住居スペースにも入れてもらう。お寺の人の家族の老人たちがそれぞれ自分の部屋を持ち、薄暗い部屋に一人で座って小さなテレビを見ている。どういうわけか全員が『じゃりン子チエ』のアニメを見ている。やっぱり関西の人は『じゃりン子チエ』が好きなんだな、と感心する。厨房に行くと大勢の人が料理を作ってる最中で、できたてのソーメンチャンプルーを僕にすすめてくれる。大皿に一口ぶんずつ小分けにして盛り付けてあり、食べたい人が食べたい分だけとって行くというスタイルらしい。最後の一口ぶんだけが残っているのを僕は自分の小皿にとって食べるのだが、薄切りにしたベーコンが結構大皿に残ってて、しかし僕は遠慮なのかなんなのか、中途半端に大皿にベーコンを残しておいた。歩きながら急いで自分のお皿にとったソーメンチャンプルーを食べる。あの大皿に残しておいたベーコンはどうせ捨てちゃうんだろう、もったいないから全部食べちゃおう、とさっきソーメンチャンプルーが載せてあった台の所に戻るともう大皿は下げられていた。

 

僕は大きなレストランでホールのバイトをしている。今日はパーティーだ。照明が落とされて、ライブハウスみたいな感じ。パーティーが始まるぞ、とホールのバイトの人たちが集められる。え、もう始まっちゃうの? さっきのソーメンチャンプルーがまかないだったの? それならばもっとがっつり食べておけばよかった。ソーメンチャンプルーを一口食べただけでこの後のパーティーを頑張れるのかとだいぶ不安だ。スズキさんらしき人に若い女の子が話しかけている。スズキさんの小説『青い稲妻』がすごくおもしろかった、という話をしている。そうか、あの日本刀で追いかけられる話は僕は映像で見たつもりになっていたけど、小説で読んだのだったか、僕もあれはすごくおもしろいと思ったんだった。絶対売れるから、もっとちゃんとした本にして出版すべきだ、アマゾンとか本屋とかで買えるようにした方がいい、みたいなことを女の子はしゃべっていて、僕も『青い稲妻』を本の形で持っていたいな、と思う。