レーヴィンの農地には春が来た

ザ・ノーバディーズは、北大路のスタジオでバンドの練習をしたあとはだいたい毎回「汚点紫」というコーヒー屋さんに行くことになっているんだけど、そこの店長の銀路さんのインタビューを見つけた。見つけたというか、職場の人に教えてもらった。
これ
すごい!

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こないだのクリスマス会でもらったDVDの『天然コケッコー』を今日になってやっと観た。黒田さんはほんとに映画に出たのだなあ。
田舎の景色がきれいで、おしっこをがまんして膀胱炎になっちゃうちびっ子とかかわいくて、女の子たちも美少女だし、始めのうちはにこにこと観ていたのだけれども、だんだん飽きて来て、最後のほうはギターをいじりながらテキトウに観てしまった。どうも最近あきっぽくなったみたいでうまくない。

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昨日寝る前にカップラーメンのでっかいやつを食べて、スープも全部飲んでから寝たんだけど、今日は朝からむかむかと気分がわるくて困った。どうもうまくない。

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今日も『アンナ・カレーニナ』を読んで過ごした。僕の頭の中では、アンナは草刈民代で、ヴロンスキーは野球選手の新庄になっている。レーヴィンの農地の労働者は、なぜか昨日のライブで見たバンドのヒゲのボーカルの人が演じている。
アンナとヴロンスキイはついにやってしまった。
キティにふられたレーヴィンはあいかわらずしょぼくれていて、「物理で五点満点の一点しかとれなくて三年へ進級できなかったときも、おれは一切がだめになったと思って、こんなふうに赤くなったりふるえたりしたじゃないか。自分に任された妹の一件をしくじったあとも、やはり自分はだめなんだと思ったものだ。それがどうだ? 年月が経って、いま思い出してみると、どうしてあんなことを気に病んだのかわれながらふしぎに思うくらいじゃないか。今度の苦労だってそれと同じだ。時がたてば、これもどうでもよくなるだろう」とか自分に言い聞かせている。言い聞かせているけど、やっぱりキティのことが忘れられずにいる。いいやつだなあ、レーヴィンは。
とかいっているうちに、レーヴィンの農地には春がやって来た。