2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

週末

金曜日、うちのかみさんと一緒に上賀茂神社に蛍を見に行った。上賀茂神社はうちのすぐそばにあるので、晩ご飯がすんでから下駄をつっかけて手ぶらでとことこ歩いていった。神社の脇を流れる小川の上に蛍がちらほらと飛ぶ、というか、ただよう、というか、シ…

ベトナムからのコーヒー・フィルター

師匠がベトナム土産のコーヒー・フィルターをくれた! ベトナムのコーヒーはコンデンス・ミルクでつくるのだと師匠が教えてくれたので、 そのとおりにいれてみた。 そうか、これがベトナムの味か。 大友良英さんのノイズ・ギターを小さい音でききながら、家…

『歓待』をみた

みなみ会館で。 いっしょに見た女房は「おもしろかった」といってたけど、ぼくはこの映画を観ながら不安で胸がしめつけられるようで、みている時間がわりとずっと苦しかった。ひとりで見に来ていたら途中で見るのをやめていたかもしれない。実際映画をみなが…

TOGETHER WITH ROCK’N ROLL

今日も小学校の図書室でボランティア。 「この本貸してくださーい」 「君、名前は?」 「えー! こないだ教えたのにぃ」 と、ぼくがぜんぜん名前を覚えないので子どもが残念がる。むかしっから人の名前を覚えるのが苦手だったというのは、ひょっとしてぼくが…

人生の充実感とは

「働いたら充実感が得られるなんて大間違いで、人生の充実感とは究極的には、江ノ電の駅のベンチにずうっと座って、海や山や空を眺めているときに得られるようなものなのだ」保坂和志『猫の散歩道』

恐竜博士、虫博士

小学校の図書室でのボランティアもきのうで三回目となり、だいぶ慣れて来た。「いまの子どもは本を読まないので困ります!」というのは、あれはウソじゃないかしら。この小学校の子どもたちはどうやら毎日のように図書室にきて、とっかえひっかえ本を借りて…

海が呑む

三月十一日の地震のあとでO室さんから読むといいですよと勧められていた花輪かんじの「海が呑む」を、今ごろになってやっと読んだ。 「海が呑む」を読んでみると、どうも三月の地震のあとでテレビのニュース番組とかで大学の先生がしゃべっていたようなこと…

フィクションってなんだろう?

演劇をはじめたころは、戯曲を書きはじめたころは、人を感動させることのできるものが良い演劇なのだろうと漠然と考えていた。フィクションとは、人を感動させて泣かせるためにつくるものなのだろうな、という考えをほとんど疑わずに演劇作品をつくっていた…

ふつか酔いで乙女チック・ポエムを

こないだの金曜日の夜、東京在住のA井君とJ子ちゃんがうちに遊びにきた。夜の9時ころからビールを飲み始めて、朝方には和知からSちゃんも飲みに来て、A井くんがおみやげでもってきてくれた「さゆりの泪」という焼酎を「のみやすいね、これのみやすい」とい…