noise-poitrine2018-08-04

朝から白蟻の駆除と白蟻に食われた敷居の修理のため、白蟻屋さんと大工さんが来る。白蟻屋さんは韓流スターが来たのか、と思うほどのイケメンぞろい。若い。ふわっといい匂いがする。テキパキと迷いなく仕事をする様がかっこいい。このお兄さんたちは僕よりも10歳以上は若いはずなのだが、お兄さんたちの頼もしい仕事ぶりを見ていると僕は中学生とか小学生の子供になっている。大きくなったらあんなお兄さんになりたいな、と思う。もう俺、40歳なのだが。畳をはいで床板をはずし、縁の下に潜って行ったお兄さんは土ぼこりで全身真っ白になって出て来る。床下に潜るなんて探検ごっこみたいでおもしろそうだな、と思うが、気持ち悪い虫とか蛇とかがいたら怖いな、やっぱり大変な仕事なんだろうな、とも思う。ありがとうございました。白蟻に食われた敷居も食われたところを大工さんに削ってもらい、新しいピカピカの木を上からかぶせてもらった。削ってるときは、硬え、硬え、暑い、暑い、と大変そうだった。暑い中ありがとうございました。
夕方は小学校の夏祭り。保育園の子供たちはダンスを二つ披露。自分の子供の踊る姿があまりにも可愛くて写真を撮りまくる。俺もついに親バカの仲間入りか。焼きトウモロコシ、一銭洋食、豚丼、缶ビール、ジュース、かき氷、綿菓子、缶バッヂ作り、輪投げ、ヨーヨー釣り、バルーンアート
妻が辻井さんの新しいマンガを買って来てくれた。「京都ケチケチ買い物案内」。辻井さんのマンガが僕は好きで、前作「焦る! 辻井さん」は僕の娘も気に入っているから寝る前とかに読み聞かせしていて(下ネタが出て来る風呂扉の話だけはむにゃむにゃとごまかしながら読むのだが)、友達に赤ちゃんが生まれるととりあえずプレゼントすることにしている。辻井さんのマンガは線がちょうどいいから好きなんだ。細いペンで書かれたマンガを読むと、細い針で体を引っかかれているような痛みを感じて(痛みとまでは行かないけど、痛みの予感、みたいなものを感じて)どうも落ち着かない(そういうマンガはたいてい登場人物のアゴや目や髪の毛もとんがっていて、とんがったアゴがこちらに突き刺さって来そうで怖かったりもする)のだけど、辻井さんのマンガは線の太さが適度に太く(太すぎてもいけない)、アゴや髪の毛のラインも丸っこくて、例えるならばテニスボールで腰のこっているところをマッサージされてるみたいな気持ち良さを感じて、何度も読み返す。

焦る! 辻井さん

焦る! 辻井さん