noise-poitrine2013-10-31

 金曜日、昼休み、社長に呼び出され、「京の名工展」を見に行く。晩ご飯をごちそうになる。
 土曜日、近所の保育園の見学。園長の説明がやっつけ仕事的で萎える。園長、語尾が聞こえません。園庭に隣接した廃屋の窓がぽっかりと暗い。ガラスのはまっていない窓はいかにもわびしい。園児たちは毎日この窓を見上げて何を思うのか。自分が生まれて来たこの世界のわびしさ、むなしさ、はかなさ、さみしさ、を思うか。わびさびの教育になるのかも。
 日曜日、妻のお父さんと上賀茂神社の手作り市へ。芝生の上にビニールシートを広げて娘をねかせる。娘の黒目は桜の葉っぱと空と雲をうつして光る。夜は鍋。子守りをしながら妻と交互にひとり鍋。
 月曜日、ひろしの家に漬け物を買いに行く。親戚に送る(内祝)。この日、娘は2ヶ月になった。
 火曜日、大丸の地下で生湯葉を購入。実家に送る。バンドの練習。練習後に立ち飲み屋でビールをいっぱい。
 水曜日、ライブ。公○食堂にて。タイバンのその他の短編ズ(二人組)がとてもよかった。福岡から来たという。昨日は大阪でライブをして、駅で美容師に声をかけられて、あなたたちの髪の毛を切らせてくださいと言われて、それで今朝その美容師さんに髪を切ってもらったのだというおかっぱ頭。ベルベット・アンダーグラウンドの「マーダー・ミステリー」みたいな、ふたりが同時にしゃべる曲をやったりしてて、お、こんなバンドはなかなかいないぞ! と耳と目が釘づけ。Bボーイになりたい、というヒップホップのにせものみたいな曲とか、ドレミファからはずれたリフとか、どの曲も普通じゃない感じでなんかサムケボツが出た(群馬県の人は鳥肌のことをサムケボツといいます)。こういうおもしろいことをやってる人とときどきであえるから人生はおもしろいんだよなあ、と思う。その他の短編ズのCDを買った。800円。

 その他の短編ズとは11月1日の金曜日にも共演する。さらさ花遊小路にて。これを読んだ人はとりあえず金曜日のライブに来てください。僕に会いに来てくれ、といっているんじゃない、その他の短編ズを聴きに来てくださいといっているんです。その他の短編ズは福岡の人なんだから、この機会をのがしたら次はいつ聴けるか分からない。さらさのライブは入場無料なんでぜひとも。