ヨガ、ノイズ、囲碁、餃子、鯛

　産院で行われているマタニティー・ヨガから帰って来ると妻は「病院に行くとお腹が張る」といって横になって休んでいた。ヨガの先生（？）からも「張りぎみですね」といわれたらしく、要注意であるようだ。お腹が張ったらとにかく横になって休むこと。
　こないだ図書館で借りた『シャッター商店街と線量計』の大友さんと高橋さんの対談で高橋さんが「でも、僕たちが一番最初に聞いたのはノイズですよ。生まれる前に聞いているのはお母さんの血流音で、僕も録音したのを聴いたことがあるけど、「ゴーーー」っていう音、あれはノイズだよね。ずーっとあれを聞いているんだから」といっているのを読んで僕ももっとノイズ音楽を聞きたい！　と思う。娘もお腹の中で聴いていた懐かしい音なのだから僕と一緒にノイズ音楽を楽しんで聴いてくれることだろう。

シャッター商店街と線量計 大友良英のノイズ原論

　レンタルショップで借りて来た『茶の味』を妻と鑑賞。田舎の景色がとても良い。ずっと鳥が鳴いてたりして、春っぽい音が聞こえ続けている、というのもいいなあ。映画を見ながら、将来は娘と囲碁をして遊ぶ、という手もあるのだなとこれから先に広がる楽しみをいろいろ想像する。囲碁はまだできないけど、なに、あせることはない。娘と一緒に勉強をして行けばいいじゃないか。
　夕方、妻を残してひとり食料の買い出しに。妻が餃子を食べたいというので、今晩は中華風のごはんにしようと麻婆豆腐の材料などを買う。そういえば「明日のお昼は親子丼にするので、鶏もも肉を買って来て」と頼まれていたのだった、と思い出し、鶏肉コーナーに行ってみると鶏もも肉が２枚はいったパックが８００円もする。これはちょっと高いのではないか。鶏肉に８００円払うのならば鮮魚コーナーで見かけた本鯛が８８０円だったし、そっちを買った方が喜びも大きいのではないか、そんなことを考えてまるごとの鯛をいっぴき買って店を出た。鯛に気をとられてしまい、餃子を買うのは忘れた。
　結局麻婆豆腐の材料は買ったのだけれど、餃子を買ってないし、鯛があるしで、今晩のおかずはきゅうきょ鯛の丸焼きに変更になった。餃子を食べたがっていた妻には悪いことをしたが、また明日かあさってに餃子を、と思うけども思いのほか鯛が大きくて一晩では食べきれず、半分のこした。どうもこれは明日も鯛を食べることになりそうだ。

　本日のグリーンカーテン。奥がキュウリで手前がゴーヤ。