河出文庫の『現代語訳古事記』を読んでみたらこれがたいへんおもしろい。
イザナギ お前の身体は、どのようにできているのか?
イザナミ 私の身体は、これでよいと思うほどにできていますが、ただ一ところだけ欠けて充分でないところがございます。
イザナギ 私の身体も、これでよいと思うほどにできているが、ただ一ところ余分と思われるところがある。そこでどうだろう、私の身体の余分と思われるところを、お前の身体の欠けているところにさし入れて、国を生もうと思うのだが。
イザナミ それは、よろしゅうございましょう。
気が利いている会話ふうだけどなんか妙に率直っぽくもあって、エロいんだかまじめなんだか区別がつけにくく、おかしいなあ。
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古事記とは関係ないですが、DearBananaさんのピアノ演奏。
ケイタイでずっとしゃべってる人が無神経でおもしろいなあ。