おい、甥。

日曜日、二ヶ月ぶりくらいで甥に会う。二ヶ月前はあまり言葉もしゃべらない赤ちゃんだったはずなのに、今ではもう日本語をしゃべる子どもになっていてびっくりした。脚も丈夫で、京都駅の伊勢丹を縦横無尽にキャッキャと走り回って、人やら棒やらにどすどすぶつかっていた。
子どもといると楽しい、というのは、自分も子どもに帰ったような気持ちになるからなのか。水浴びしながらおしっこをしたり、誰かと別れるときに大泣きしたり、大泣きしながら寝て、目が覚めたらまだ悲しくて、でもなんで悲しいのか忘れてしまったっぽいので「暑いー」とぐずったり、そんな甥を見ながら自分が子どもの時に見ていたものとか感じたこととかをおもいだした。
だから、というわけでもないけど、福永信の『星座から見た地球』を買って読んでいる。読みながら、やっぱり自分の子どもの頃のこととかを思い出している。