メレルを特集した雑誌をみているとどうしてもメレルの靴が欲しくなる

 結婚記念旅行で屋久島に行ったときに写真家の人に会った、という話はこないだ書いたけど、藤代さんというその写真家の人は雑誌の取材的なことで屋久島に来ていたのだった。
 何の雑誌かしら? と、藤代さんと一緒にいた編集者の人にきいたところ、なんでも「十月に出るメレルの本です」という話だったので、ミーちゃんハーちゃんの僕と妻は雑誌が出るのを今か今かと楽しみに待っていたのだった。そして昨日、首を長くした妻が雨の中バイクで本屋に行きゲットして来たのがこの雑誌。

SWITCH特別編集 MERRELL Brand Book

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 そうそう。龍之介くんという子どもがキャッキャいいながら飛び回っていたっけなと、雑誌の写真を見ながら屋久島を思い出す。ヤクスギランドを歩いていたときに、向こうから赤いブーツに星の入ったタイツをはいた山ガールが来たな、と思っていたら実はガイドのおじさんだった、とか、そんなことを思い出す。
 そして、藤代さんが書いているこれ。

夜になって宿に戻ると、東南の海に突き出た崖の上の庭には、同宿の新婚夫婦が軒先に膝を抱えて並び、宿の主人と月を眺めていた。

 これはわれわれのことなのですよ。

 そしてこれは屋久島の屋久鹿。

月刊 真木よう子 (SHINCHO MOOK 87)

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 そしてこれは月刊真木よう子