毎日ごろごろと高校野球を見ている日々、というのが、なんだか何度も何度も、永遠に繰り返されて来たような気がする。明日もあさっても、赤ちゃんの到来を待ち続ける同じような日々が永遠に続きそうな気がする。

昨日は五山の送り火、ドラッグひかりまで歩き舟形の送り火を見た。送り火を見ればかならず、これまでに見たいろんな送り火を思い出す。始めて送り火を見たのは通信教育で知り合った友達と船岡山で見たのだったっけか。夏に演劇をしたときは、一緒に稽古していた人たちと見に行ったこともあったっけな。

赤ちゃんが生まれて一週間はテレビを見せないほうがいい、情報が多すぎて赤ちゃんの頭がおかしくなる、という話をこないだ前田さんが遊びに来たときにきいたのだった。「あまちゃん」が見られない日々が続くことを不安に思う妻。

今日は妻と喫茶店で避暑。高校野球を横目で見つつ喫茶店に置いてあったさくらももこのエッセイを読んだらバカバカしくておもしろい。そういえばいぬかいくんから、さくらももこのエッセイに影響をうけた、みたいな話をきいたことがあったけど、なるほど、このバカバカしさにはなにか通じるものがある。『ドカベン』を一冊買うために『ベルサイユのバラ』全10巻を売るエピソードなど、こんなバカバカしい話をかけるさくらさんを尊敬してしまう。