アデランスの中野さんの奥さんの公子さんは容姿があまり良くないからという理由で怪物に「クッサー!」と岩に叩き付けられて即死する、という場面が娘は気に入ってしまい「クッサー!」というせりふを日常生活で多用し始めたのがどうもよろしくない。『キン肉マン』はやはりまだ娘には早すぎるんじゃないか。早すぎると言うか、差別的表現とかが娘にあんまりいい影響を与えないんじゃないか、ということで、マンガをちょっと隠したのだったが、そうすると娘は『キン肉マン』を読みたがってぽろぽろと涙を流していかにも悲しそうに泣く、が、マリー・ホール・エッツの絵本などを代りに読み聞かせしてなんとかごまかす。