中国語の歌に挑戦

昨日観た演劇の感想を明日書くと昨日の日記に書いたのだけれども、どうも感想が書けない。

『農夫』を書いて演出した田辺さんは僕のマイミクなので、だからこの日記をたぶん読むはずで、だからこんなことを書くのはなんだか申し訳ないのだけれども、僕は「農夫」のおもしろさが今ひとつ良く分かりませんでした。田辺さん、ごめんなさい。
サスペンダーをつけたお兄さんの登場の場面はおもしろかったです。
世界は布でできているみたいなのは、レメディオス・バロこの絵を連想した。

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先週みた『花の袋』はおもしろかったなと今になってまた思い返してみたりするんだけれども、『農夫』のおもしろさがわからずに、ああいった高校生の恋愛の映画をおもしろがったりするのは、僕の頭が中学生レベルだからなのだと、バンドのメンバーに言われたりして、ああそうなのかもなと納得したりした。はやく俺も大人になりたい。

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DearBananaさんが歌うこの歌がすごく良い歌なので、僕もカバーしてみました。ここをクリック。

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『花の袋』の感想をもう少し。
僕には、はじめ登場人物の高校生たちの見分けがつかなくて、だれがだれなのか、だれが何年生なのか、だれがだれを好きなのかとか分からずに、混乱したまま観ていたんだけれども、時間が経ってくるに従って人物の見分けがちゃんとつくようになって来て、それがなんだか現実のなかでだれかと知り合いになってだんだん相手のことが分かって行くのに似ていて、そうすると映画の中の高校生にどんどん親しみがわいて来て、高校生がすごくまっすぐなせりふをしゃべっても、そのせりふを聞いて僕は恥ずかしくなったりしないで、むしろ「あのこだったらああいうことを言うだろう、あのこがああいうことを言うのはもっともだ」みたいにまっすぐなせりふに抵抗を感じず、するすると僕は受け入れていた。そのするするさ加減がとても良かった。