黄色い花をもらった

同じアパートの上の階に住んでいるおばちゃんから黄色い花をもらった。

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内田樹平川克美の『東京ファイティングキッズ』を図書館から借りて来て読んでいる。内田樹の本を読むと、それまで考えたこともなかったことがいっぱい書いてあって、眼から鱗が落ちるようでおもしろい。
「キスって、要するに、他者の口臭や唾液や出っ歯を『にこやかに受け入れる』という、ちょっと不衛生だけど究極的な共同体儀礼のことなんじゃないんですか?」とか、
「つまり、おとなは『謝罪しながら許しをあたえ』、子どもは『断罪しながら許しを乞う』という関係にあるというわけです。」とか書いてあるのを読むと、「なるほどなー」と思う。
僕も、他者に対して「あいつが悪い」「おまえが悪い」とか言ってばかりいる子どもな人じゃなくて、「まあいい。おれが悪かった」っていうふうに言えるおとなな人でありたいなあ、と思う。
けど、内田さんの本って、わかりやすすぎて、納得しすぎて、腑に落ちすぎて、ちょっとまずいかも、とか思ったり。