音楽はもういいや、と思っていると、音楽やってみませんか、と言われる

行きつけの床屋さんのチョキチョキで毎月飲み会をしている、という話は聞いていたのだけれども、知らない人ばかりが飲んでいるところにとびこんで行くのはどうも気が引けると思い、「良ければ今度…」と言われても、「それでは、いつか機会があれば」とお茶を濁し続けて一年近くになるけど、こないだの日曜日にとうとう意を決してとびこんで行ってみた。といっても一人で行く意気地がなかったので妻と一緒に。そしたらなんか、いろんな人がいて(20人くらいいたかしら)、飲めや歌えの大騒ぎで、大騒ぎの中で、それぞれが思い思いに三々五々農業のことなどを語ったりとか、音楽のことを語ったりとか。奥の方ではピアノやらギターやらで延々とジャムセッションみたいなことをやっていて、それに合わせて誰かが踊っていたり。そのうちにヒダさんもなんかやれ、という話になってギターを弾きながら歌を歌った。そしたら「なかなかいいじゃないか」ということで、
「普段はどこでライブやってるのですか?」
「いや、やってないですよ」
「ぜんぜん?」
「はい」
「もったいないじゃないか、そんなことでは」
「いやあ」
「ここでやったらどうですか」
と、あれよあれよといううちに、来月あたりにチョキチョキでライブをする話が決まったのだった。曲をおぼえねば。

これは去年の夏に犬島でライブしたときの写真。ザ・ノーバディーズのライブはいまのところこのときが最後。これ以来ライブをやってない。
犬島で見た月も良かったな。どうも僕は島に行くというのが好きみたいだ。といっても、これまでの人生で行った島は犬島と屋久島くらいしかないのだけれども。

そしてこれは犬島で海水浴をする僕と僕のバンドのリーダー。ほっかむりをしているのは、日焼けするのを防ぐため。