昨日は、大丸前で6時に。と妻と待ち合わせをしてONJTのライブへ行った日。
僕の仕事は4時でおわり、6時まで時間があったのでジュンク堂で本を買う。『JAZZDOMMUNE』と『植草甚一の勉強』。最近菊地さんと大谷さんの本ばかり買っている。
- 作者: 大谷能生
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2012/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、ふと気がついてみればライブの始まりまであと30分しかないじゃないですか。黒酢ラーメン、中華丼、セロリ入り水餃子、を急いでつめこんで磔磔へダッシュでむかう。
そして人生初のONJT。まず思ったのが野蛮だなあ、ということで、いい歳のおとながあんなに野蛮な音を出してしまっていいのだろうか、と少し心配してしまい、それから、そう思ってしまっている自分の保守的な姿勢に残念さを感じる。しかし残念なのも最初のうちだけで、この野蛮さがどんどん嬉しくなってきて、もうお風呂にでもつかってるような感じで、音がなっている空間にぼーっと座っていて、気がついたら2時間くらい時間がたって、ビールの中瓶が2本空になっていた。
ほどよくよっぱらった僕と妻は帰り道のコンビニでポテトチップスとアイスクリームを買って家に帰り、お風呂が沸くのを待つあいだ、ガスストーブの前でそれらを食べつつ本を読み、そのようにして木曜日は平和に終わったのだった。
それにしても『JJAZZDOMMUNE』はおもしろいなあ。チェット・ベイカーって、マフィアに歯を全部折られて総入れ歯にしてたんだとか、そんなこと僕はちっとも知らなかった。チェット・ベイカーが歌を歌ってて入れ歯がはずれたときの音が入ってるレコードを笑いながらかけている菊地さんと大谷さん。とかを読むと、僕は「この二人すげえや」と心からの尊敬のまなざしで天井を仰がずにはいられない。
JAZZDOMMUNE (DOMMUNE BOOKS 0008)
- 作者: 菊地 成孔,大谷 能生,DOMMUNE(ドミューン)
- 出版社/メーカー: メディア総合研究所
- 発売日: 2012/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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