スコーン、わさび醤油、がま

noise-poitrine2013-06-02

みたてで花器の展示販売があり、スコーンが食べられるらしい、との情報を妻が仕入れて来たので、二人で出かける。みたての人や花器の作家の人と出産の話題になる。花器の作家の人は息子さんが生まれたときに胎盤を食べたらしい。「うまいですよ」「さしみで」「わさび醤油で」「シモフリの肉みたいな」「動物はみんな食べるし」「出産したあとで食べると子宮も収縮して」「人間は、自分の体に近い肉を食べるのが、一番栄養を吸収するから」などという話を聞くと、僕もついつい「じゃあ僕も食べてみます。きっと食べてみます」と食べる気まんまんになっている。しかし病院の人は僕が生の胎盤を食べることを承知するのか。妻のお母さんは僕が胎盤をわさび醤油で食べると言い出したときにどんな顔をするか、そんなことを考えると、やっぱしちょっと無理かもしれない。
帰り道に生協で買い物。妻が昨日の母親教室で牛乳寒天のレシピを教えてもらって来たというので、牛乳と寒天とを買って帰った。
夜、レンタルDVDで役所広司の『ガマの油』を見る。あまりおもしろがれず、もうやめようか、もう停止ボタンを押そうか、そう思いながらしかしとうとう最後まで見てしまった。あの熊は何だったのか。