鬼、ライブ、ワイン

noise-poitrine2013-06-07

 Kさん宅での機織りは今日で終わり。ラジオで「源ちゃんの現代国語」を聞きながら機織りをするのもこれで最後か。超かわいい→バリかわいい→鬼かわいい、の順でかわいさの程度が大きくなるのだ、という話が興味深い。僕も鬼を使いこなせる人に早くなりたい。
 そして今日はライブの日。リハーサルの後で時間ができたので、西院付近をぶらぶら歩いて路上観察をする。原爆タイプの写真などを携帯で撮影。
 今日のライブの出演バンドは四つ。その中で神戸から来たというtrespassがすげえかっこよかった。ドラムの音が気持ちよくて、耳で聴くというよりもお腹で聴くみたいな、腹にひびくぞみたいな、腹がきもちいいぞみたいな、そんな音楽だった。

 コンピューで聴いてもあのどんどんと腹に響く音が聴けないので淋しい。
 ライブハウスに出るといろんな対バンの演奏が聴けるから嬉しい。trespassの人とは音楽の話なんかもしたんだけど、アメリカでは今レコードとカセットテープがほとんどで、CDはあんまり売れていないんだ、という話がおもしろかった。あっちじゃタワーレコードももう倒産しましたしね、とのこと。音楽データはCDからじゃなくてインターネットから摂取する時代になったのだな。
 trespassのドラマーの人のブログを見てみたらバルザックとかバルガス=リョサとか、なんか渋い本をいっぱい読んでいるみたいで、僕もあやかりたい。僕もいろんな本を読む人生を生きたいので、今後の読書生活の参考にしよう。
 そして今回のライブにはジャパンさんが駆けつけてくれた。ジャパンさん、ありがとうございました!
 ライブのあとでうちあげ。サイゼリヤで二時近くまで安いワインを飲み、ぐでんぐでんによっぱらってタクシーで帰宅。俺には金がないんだ、とアピールしたらバンドの人たちがサイゼリヤ代とタクシー代をおごってくれた。良い人たちだ。いつか偉くなって恩返しをしたい。
 妻は妊婦友達のえりちゃんとランチに行き、おいしくてからだにいい食べ物ばかりを子どもに食べさせるのも問題かもしれない、という情報を得て来た。給食がまずすぎて、泣きながら食べている子がいるという。舌が肥えすぎるのは、かならずしも幸せとはいいきれないことなのかもしれないよ。サイゼリヤで安ワインをうまいうまいと飲んでいるくらいがちょうどいいのかもしれないよ。

今日の原爆タイプ。ライブハウス近くの西院春栄町にて撮影。下の方にぼやっと写っているのは僕の指。