植物園とその他の短編ズ

今日は土曜で仕事が休み。家族3人で植物園に行って来た。まだ娘はうまれて2ヶ月なんで、外に連れ出すのがわりとこわごわという感じなんだけど、今日は4時間外出して一度も泣かず、オムツを替えることも授乳することもなく、まったく平和に時間がすぎて行った。娘はほとんどずっと寝ていた。
こういうのがほんと人生最良の日々なんだなあ、としみじみ思う。

お昼は植物園に新しくできたカフェでピザとフィッシュ・アンド・チップスを食べておいしかったです。

その他の短編ズはちっちゃいおもちゃみたいなキーボードをライブに持って来ていて、それにあらかじめプログラムされているリズムを鳴らしながら演奏していたりしたんだった。「ファンクと文章」の「ファンク」というのは、ひょっとしてキーボードで鳴らしていたリズムのことなのかもしれない。あんましファンクっぽく聴こえなかったけど。
大人になるとおもちゃを使おうという発想がなかなか出て来なくて、今だとだいたいラップトップのコンピュータを持って来てリズムを鳴らす、とかになっちゃいがちなんだけど、それをキーボードにプリセットでプログラムされてるしょぼめの音で演奏しちゃおう、というセンスがパスカル・コムラードみたいで僕はすごい好きだなあ。

これがパスカル・コムラード。おもちゃで演奏している映像。
音楽をちゃんとやらなくちゃ、失敗しないようにしなくちゃ、音を外さないようにしなくちゃ、と気負っちゃうと、狭い枠にはまりこんじゃう。でもその他の短編ズはそれがなくて、なくてというか薄くて、一回始めた曲を途中で止めてまた最初からやり直したりとかしてて、その気負いのない感じが逆に勇ましく見えてかっこよかった。
歌う声も音程を外しそうで外さなそうで、ギターもなんだかあぶなっかしくて、その危なっかしい感じがいつか消える音、いつか消える命、みたいな連想につながっているようで、それで僕は聴いていて鳥肌をたてたのか?