ICHI

 ICHIさんのライブを立誠小学校で。事前にyoutubeで見たときはけらけら笑っていた娘だが、本人をまのあたりにするとあまり笑わず。ほぼずっと真顔。だが、演奏の内容は良く覚えていて、家に帰ってからICHIさんのまねをする。

お昼は公園で弁当。公園に行くとかならず滑り台。親は(僕は)こわがって娘をひとりですべらせたがらないのだが娘はもう一人で平気ですべっている。からだを動かすことはどんどんさせたほうがいいんだろう、今のうちから自分のからだに慣れて、なじんでおいたほうが人生が楽しくなるはず。娘は何度も滑り台ですべり、生き生きとうれしそう。
 ジュージヤでキース・リチャ―ズの新しいアルバムを買う。去年出ていたのに全然知らなかった、今月号の『新潮』だったか『群像』だったかの保坂さんの小説「キース・リチャ―ズはすごい」を読んでキースのアルバムが出ていたことを知ったんだった。そういえば先月号にも保坂さんは短編を書いていたはず、と図書館で先月号の『群像』を借りたら磯崎さんの新しい連載がすでに始まっていた。「前回までのあらすじ」を読むと、どうもまた京都が出てくる小説らしい。会社をやめた小説家の私、というのが主人公らしいから、磯崎さんの新しい小説は小島信夫保坂和志みたいに作者に近い語り手が語る小説なのかしら。
 小泉楽器で木琴かガムランを探すが、ない。おとといくらいに娘に「木琴をかってやる」と約束したのだが、売ってないものはしょうがない。誕生日までにどこかで探しておいてあげるから、とお茶をにごす。
 ヨーガン・レールの布の展示を見に行こうとするが、子連れであまりいろいろ見て回ろうとすると疲労がひどく、あきらめて帰る。