テレビで「スヌーピー」を見ながらお雑煮とおせち料理の朝食。貯水池まで散歩、今日も快晴で気持ちがいい、ひろびろと青い空の下をのんびり歩いていると、お正月だなあ、という感じがする。実家の近所を歩いてみると、子供の頃は気がつかなかった石碑が目につく。赤尾なにがしという人ががんばってこのあたりの農業をもりあげたので記念してここに石碑をたてる、みたいなことが書いてある。そうかー、昔ここでがんばって農業をやっていた人がいたんだよなー、そういうがんばりがあったから今があるんだよなー、みたいなことを思う。子供の頃よく遊んだタカシくんの家はきれいさっぱりなくなり空き地になっていた。僕と弟は毎朝「遅刻するー!」とタカシくんの家の前を走ったものだ、子供の頃。昼食は「ドラゴンボール」を見ながら焼きそば。どうもお正月という気分が出ない。昼食後、娘に着物を着せて隣の家に新年の挨拶に行く。隣の家についてみると、僕の祖母がお年玉を配りに来ているところだった。が、子供たちは初詣に出かけていて老人しかいない、古いアルバムをネタにして老人たちから昔の話を聞く。家に帰ると2歳の甥がタブレットドラえもんを見ていた。娘ははじめは遠くから気にしていたが、だんだん近づいて行き、いとこと並んでタブレットをのぞき込む。娘は人生初のドラえもん、人生初のタブレット。夕食はすき焼き。夕食のあと、持参した「ブルーナ・ドミノ」で祖父母と孫との交流をはかる。もうちょっと大きくなったらカルタとかやるのもおもしろいかもしれない。福笑いなんかもやってみたい、という親のモクロミに、大きくなった娘がついて来てくれるといいのだが。