スーパーファミコン

じつはこないだリサイクル・ショップでスーパーファミコンを買ってしまっていたのだ、僕は。
大学生になった18歳のときに、このままファミコンをする生活をしていては俺は馬鹿になってしまうと思って、一人暮らしを始めたついでにファミコンもテレビも持たない生活を始めたのだけれども、去年の夏にテレビをもらい、そして今年の夏についつい勢いでスーパーファミコンを買ってしまった。一緒に買ったソフトは「スターフォックス」(180円。安い!)。12年ぶりのスターフォックスはめちゃくちゃ楽しい。
これが「スターフォックス

直線だらけの画面がクールでかっこいい。

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中古のファミコン・ショップで、「ドラクエ6」が1480円で売られているのを見つけた。買うべきかしら。しかしドラクエなんて買ってしまったらそれこそ僕はゲームづけの毎日になってしまうのではないか。なにしろ子どもの頃のぼくは三度の飯よりドラクエ好きだったのだ。「ドラクエ3」を発売日に買えなかったときには泣いてしまった僕だ。高校に合格した春休みには、それまで受験勉強のためにずっと我慢していた「ドラクエ5」をやりまくった僕だ。「ドラクエ6」なんて買ってしまったらそれこそ3度の飯より「ドラクエ6」の生活になってしまうのではあるまいか(ぼくはまだ「ドラクエ6」をやったことがない)。下手をするとバイトに行くより「ドラクエ6」、演劇の稽古より「ドラクエ6」になってしまうのではないかしら。困ったな。
もうファミコンなんて卒業したぜとか思っていたけど、30歳になって急にファミコン帰りをしてしまった。人生何がおこるかわからないものである。