ひきつづきヘロドトスの『歴史』がおもしろい。とんでもないことばかり書いてある。
「エジプト人は健康維持のため毎月三日間連続して吐剤と灌腸を用いて体内の浄化をはかる。人間の病はすべて食物が原因で起こるものと考えているのである。」
「名士の夫人が死亡したときは、すぐにはミイラ調製には出さない。特に美貌の女性や著名な婦人の場合も同様である。死後三日目または四日目にようやくミイラ職人の手に渡すのである。このようなことをするのは、ミイラ職人がこれらの女性を犯すのを防ぐためで、現にある職人が死亡したばかりの女性の遺体を犯している現場を、同業者の密告によっておさえられたという話がある。」
なんちゅうことをするんだ! ミイラ職人というやつは。とんでもないやつだ。
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今週に入って空気にキンモクセイの匂いが混じるようになり、とても気分が良い。
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