ゴミと五万円と五億円

明日は燃えるゴミの日なのでちゃんとゴミ出しをしなくちゃいけないと思いながら昨日の夜は寝たのだけれども眼を覚ましてみればすでに日が高く登りゴミを持って部屋の外に出てみればゴミ収集車はすでにゴミを集めて行ってしまった後で仕方なく部屋に戻ると僕の部屋はいつも見慣れている部屋ではなくやけに広くてしかも地下室があるのでそうかそういえば俺はこないだ引っ越しをしたのだったしかし今度の新しい部屋は家賃が毎月5万円でありそんな大金を毎月払い続けるのは無理だよなこれからどうやって生きて行こうと思っているところにほとんど会ったことのない親戚のおばさんが訪ねて来てだれかの遺産の五億円を僕にくれることに決まったと言って一冊の本を手渡して五億円はこの本のページの間に挟んであったので僕はその本を抱えてびくびくと人の眼を恐れてさもこの本は普通の本ですよ五億円なんて挟んでありませんよという顔で銀行かどこかに行こうと歩いて行くという夢を見た。
今朝はちゃんと起きてゴミをちゃんと出したので、燃えるゴミの件に関しては心配ご無用です。