エコフェスタに行って来たよ

 エコフェスタでのクジ・ロックは成功だった。クジをお客さんにひいてもらうことで客席とぼくとの関係が近くなって演奏しやすくなったし、たぶんお客さんも聴きやすくなったんじゃないかしらと思う。このブログで宣伝したかいがあってマイミクのAさんが聴きにきてくれたし、ギター教室の生徒さんも聴きに来てくれた。どうもありがとうございました。
 エコフェスタの会場では一人芝居や人形劇や朗読劇も上演していて、朗読劇だけはうまいことタイミングがあわずぼくは観られなかったのだけれど、一人芝居と人形劇は観ることができた。一人芝居も人形劇もほんわかとしたユーモアがあっておもしろかった。
 人形劇に登場したエコネコという猫はたいへんかわいくて、「だれ、コンビニの袋を捨ててる人は? 穴があくまで使ってよ、お母さん」なんていったり、「こうやって僕はね、まだ使えるものが捨てられてないか、ゴミを調べてるんだ」という感じのせりふを「こうやって僕はね、まだ使えるものが捨てられてないか、ゴミをあさっているんだ」といいまちがえちゃったりして、そうやってスラスラと行かずにちょっとだけつまずく様子がとてもかわいらしかった。
 一人芝居では、世界のどこかでは3秒にひとり子どもが死んでいるんだとか、今の地球には、飢えて死んで行く人たちが充分食べて行けるだけの食べ物があるのに、裕福な人たちの住むところでは食べ物がどんどん捨てられていくし、ひもじい人たちの住むところでは食べ物が全然手に入らないということになっていて、どうも分配がおっかしいことになっている、ということを押しつけがましくない感じで教えてくれて、たいへんためになった。

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 ぼくは夜ひげをそる。仕事から帰って来てから、銭湯でひげをそる。今日も銭湯に行きひげをそった。鏡をみながらひげをそっていると、鏡にうつるうしろのおいさんがハサミを鼻に突っ込んで鼻毛を切っているのが眼に入って、そのおいさんのぐいぐいとだいたんなハサミづかいになんだかぼくはおっかなくなってしまった。あんなふうに縦にハサミを鼻につっこんだりして鼻の肉を切ってしまわないのか、鼻血を出してしまわないのか、と思いながら見ているとなんだかぼくが今にもひげそりに失敗してあごでも切って血を出しそうなおっかない気持ちになり、おしりのあたりがぞわぞわしたものだ。
 ぼくが夜にひげをそるものだから、お昼の二時に職場に出勤する頃にはもうひげが伸びかけていて、あごや鼻の下がぽつぽつと薄暗くなっているので困る。

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 ぼくは6年前に京都東山青少年活動センターのダンスのワークショップに参加してそのときに半年間かけていろいろ創作ダンスを踊って最後は観客の前で発表会をしてそれがなんだかずいぶんいい経験になったなと思っているのだけれど、そのワークショップの今年の参加者をすごく募集しているそうです。なんかこのごろ生活が単調でつまんないなとか思ってる人は思い切って参加してみてはどうでしょう。「恥ずかしいし」とか「からだ固いし」とか「ダンス嫌いだし」とかいって尻込みしていると、たぶん損をしますよ。思い切って参加してみるといろいろと発見とかあるかもしれません。
http://www.jade.dti.ne.jp/~fromeast/kokorokradance.htm
くわしくはこのリンクをみてみてください。

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 ところでこれはDearBananaさんの演奏するビートルズです。