三角ゲーム

noise-poitrine2014-05-03

 この連休にやりたいと思っていたことがいろいろあったのだが、からだの不調のせいですべてキャンセルせざるをえず、私はひとり家で寝ている。妻と娘は、感染を避けるため、昨日から妻の実家に避難をしている。娘と丸一日会えないことがこんなにもさみしいことだとは思わなかった。パソコンを開いて、これまでに撮りためた娘の写真を見て、ああ、こんなに小さかったんだっけ、と数ヶ月前を懐かしんだりしている。

 妻がお昼すぎに家事をしに通って来てくれる。洗濯をし、掃除をし、まるでメイドさんのようではないか。妻が洗濯物を干しているときに一緒におもてに出て、戸外の空気をすいながら会話をする。
 入浴時に自分のからだをみると昨日よりも発疹の数が増えている。しかし病状は少しずつ快方に向かっているようで、顔の腫れがひき、なんとかまっすぐに歩けるようになった。

 発疹をみていると「三角ゲーム」を思い出す。私が子供の頃、晩ご飯のあとなどに母ときょうだいとで楽しんだ懐かしい「三角ゲーム」。
1、一枚の白紙を用意する。
2、白紙にランダムに点をうつ。
3、じゃんけんで順番を決め、ひとり一本ずつ、点と点を結ぶ線を引いて行く。
4、自分の順番のときに三角を描くことができた人は三角の内側に名前を書く。
5、三角の内側に書いた名前の数の多い人が勝ち。
 というシンプルなゲームに、毎晩我が家の子供たちは熱中したものだった。
 私が18歳まで住んだ富岡市に富岡製糸工場がある。ここに観光客が多数押し寄せているらしい、とテレビを見た妻に教えてもらう。