東京はヒョウが降ってるらしいけど、京都はあまり雨が降りません

noise-poitrine2014-06-26

毎朝娘を保育園に送る日々。娘はそろそろ10ヶ月になるけど、まだまだ小さいのでエルゴのだっこひもでお腹にくくりつけて自転車に乗る。上賀茂神社の前を通って賀茂川を渡り、食堂「ハイライト」を「ほら、あれがハイライトだよ」と指さして娘に教えながら自転車を漕ぐこの10分間が、実は一日の中で一番充実してる時間なのかも、と思ってみたりする。橋の上の狭い歩道は自転車を押して、信号は無理して渡らずにじっくりと待ち、そうやってこの10分間をなるべく延ばす方向で保育園をめざす。

夜、近所のタイシンのおばさんが来る。タイシンは体育振興なんちゃらの略。秋の体育祭の寄付金あつめについて。私のうちは今年は町内会の10組の組長なので、10組の寄付金は私が集めることになっているらしい。ひとくち1000円。参考のために、とタイシンのおばさんから渡された去年の寄付金のリストを見ると、みんな1000円寄付している中で私のところだけが500円となっている。今年も500円でいいかしら。組長なんだから奮発して1000円にしておくべきかしら。運動は得意? 卓球は? とおばさんに訊かれる。体育祭はいろんな競技があるんだから、ご主人、こんどまた表を持ってくるから、出たいのがあったらどんどん。赤ちゃんが出る競技もあるんだからね! という立ち話をおばさんと。この家に住んでそろそろ4年ちかくになるけど、やっと近所の人として認められはじめたぞ、という手応えを感じる。去年までは、体育祭に行きたくてもどんな顔をして行っていいのか分からなかった。どうせ知らない人ばかりなんだろうな、知らない人に混じって綱引きとかするのはさぞ居心地が悪いことだろうな、と思って行かなかった。今年は大手を振って体育祭に行けるのじゃないかしら。それに今では我が家には子供がいるのだ。子供が大きくなれば子供と一緒に体育祭を楽しめるんじゃないか。子供がいると楽しみがどんどん増えるぞ。