海の男

娘は、今朝、目が覚めると突然「ぬぐのー」「ばんざい」と服を脱ぎ始めて、全裸になる。親がほとんど手を貸さずに脱げたので、そのことを褒めつつも、しかしなぜ全裸になるのか、ととまどう。いや、別にことさら「なぜ?」なんて問うこともないのだろう。ただ裸が気持ちいいからぬいだだけなのだろう。もうだいぶすずしくなり、肌がべたべたせず、さらさらと気持ちのいい季節になった。

yoji & his ghost band でドラムをたたいていたキャプテン・パニックと、こんど一緒にバンドをやることになっていて、バンド名とかはまだ決まっていないんだけど、僕はこのバンドでボーカルとギターをやる。で、キャプテンがイメージするバンドっていうのが

これだそうだ。ボーカルというのは、アコギを抱えて笑いながら歌う陽気な海の男か。海の男になりたい、という願いはこれまでの人生で僕の中にひとつもなかったものだから、今までの人生とのギャップというか、その唐突さにとまどう。いや、楽しそうではあるのだけども。
素の僕が歌う、というのでなくて、海の男が好きな男を演じる僕が歌う、ということになって、ちょっとややこしいな、と思わなくもない。いや、楽しそうだとは思うんだけど。
僕がやりたいのはこんなバンド。

方向性の違う人たちが、それぞれの好きなものを持ち寄って合体させることで、なにか新しい音楽ができて行くのかもしれない。
初ライブは9月18日に西院のウーララでやる予定。暇な人は聴きに来てください。