僕にもちょうだい

 今日の晩ご飯の食後のデザートはリンゴ。昨日は柿。おとといはヨーグルト。娘はデザートをなによりも楽しみにしている。晩ごはんを半分くらい残したまま、もうリンゴが食べたくてしょうがない。りんごは皮が好き。ブロッコリーは茎が好き。ほうれん草も茎が好き。だしをとったあとのコンブを細く刻んでお醤油をかけたのが好き。という、シブい好み。歯ごたえのある物が好きなのかもしれない。

 娘は「**って言って」というのがこのごろはやっている。たとえば僕に向かって「『僕にもちょうだい』って言って」といい、僕が「僕にもちょうだい」というと、娘は「いいよ」と言ってリンゴとかブロッコリーとか食パンとか、食べかけの物をくれる。「これ、おいしいよ、食べてみ」とも言う。そして自分がおいしいと思った食べ物を僕に分け与えてくれる。きまえがよい子なのでうれしくなる。

 ドラクエ5の冒険の書が消えた。悲しい。