わが町

noise-poitrine2018-09-02

東山青少年活動センターに「わが町」を見に行く。「演劇ビギナーズユニット」という、かつて僕も参加したことのある演劇初心者のワークショップの発表公演。
僕が「わが町」を最初に見たのはNHKで昔放送してた「素晴らしき日々」というアメリカのドラマの中でだったと思う。主人公のケビン・アーノルド君の学校で「わが町」を上演することになる、ケビンは照明係でスポットライトを当てる役、めんどくさいから適当に照明をやってたけど本番では舞台で演じる同級生の女の子が喋るセリフがグサグサと胸に刺さり、夢中で照明を当ててた、というような話だったのだけど、それを見た小学生の頃から「わが町」は僕の中でずっと気になっていて、大人になってからは戯曲も買って読んだ。けど、実際に舞台を見るのは初めて。いやあ、良かった。エミリーが12歳の誕生日に戻るところでは涙が出て、体がブルブル震えて嗚咽が出そうになるのをこらえるのに必死だった。どうやらエミリーに僕の5歳の娘を重ねて見ていたフシがある。