イギリス旅行20日目

1997年9月16日、火曜日

 

午後1時15分

 今、ヒースローにいる。早く来すぎた。6時間くらい暇があって困っている。

 139のバスでゴルターズ・グリーフからネルソンまで行った。アビー・ロードを上から見下ろして、まるで「フリー・アズ・ア・バード」みたいだなと思っていたら、ベーカー・ストリートのバス停で本当に「フリー・アズ・ア・バード」が聞こえて来た。

 このバスの若い女の人の車掌は、ただで僕を乗せてくれた。とても良い気分になった。

 ネルソンからここまで地下鉄に乗った。途中でギターを持った女性が乗り込んで来て、2曲くらい歌をうたった。

 

午後4時くらい

 いろいろやって、今、ラウンジらしきところにいる。あと2、3時間である。

 僕がイギリスに来たときは、まだ少し夏っぽかったけれど、いまはもう完全に秋である。女の子も薄着で歩いているのをあまり見なくなった。乳首ポッツリもあまり見かけない。でも、まだ半袖の人は結構いるし、外人は窓を開けて寝ている。

 昨日、10時過ぎに僕が電気を消して「サージェント・ペッパー」を聞きながら布団に潜り込んでいると、2人組の外人が入って来た。そしてゴソゴソやって寝た。

 朝、6時か7時頃、またゴソゴソやってたので、僕は目を覚ました。でももう一回寝て、9時前頃に起きた時にはもうチェックアウトしてしまっていた。この7時から9時の間にHとバスケのワン・オン・ワンをやってる夢を見た。Hはリーボックのバッシュを履いていた。U君やS君も出て来た。そしてやっぱり僕は下手だった。

 飯を食うときに、前に並んでいた日本人が白人の女の子とベラベラ英語で話していた。ちくしょうと思った。僕はいろいろと学校の英語教育に能書きをいうけれど、ぜんぜん英語が喋れない。もっと勉強せねば。

 2時くらいに昼飯を食ったのだけれど、ここでボルビックが120ポンドもしやがった。約3倍である。M&Msを買った。