串カツ、ギョウザ、夢

火曜日、S子さんと一緒にみんぱくに行く。イヌイットの彫刻はやはりキュートだった。女の子と一緒にみんぱくに行くというぼくの夢がやっとかなった。
水曜日、S子さんと一緒に神戸に行く。新開地の地下街でお寿司を食べて(めっちゃうまかった!)、古本屋で深沢七郎の本などを買い、アート・ヴィレッジ・センターで珍しいキノコ舞踊団のダンスを見る。珍しいキノコ舞踊団はずっと前からみてみたいと思っていたのだった。帰りに神戸をぶらぶら歩いて、串カツを食べた。
木曜日、仕事。
金曜日、仕事。
土曜日、ぼくの部屋でノーバディーズのギョウザ会。みんなでギョウザを作る。部屋の畳の上にギョウザのタネがぽろぽろこぼれる。お酒をたくさんのんで酔っぱらい、縁側で寝てしまう。気がついたらみんな帰っていてぼくはひとりであった。まるでカゲキハのよう。
日曜日、S子さんの家に遊びに行き、そうめんをごちそうになる。上賀茂神社の手作り市に行こうとするが、時間を間違えて行けず。
今朝みた夢
ぼくの住むアパートが取り壊されることになった。引っ越しをしなければならない。ぼくの部屋にはタンスひとつと本棚ひとつと神棚がひとつと仏壇がふたつある。これをぜんぶ運ぶのは大変である。父母と妹が引っ越しの手伝いに来てくれた。とりあえずダンボール箱を探して来ようと、妹と一緒にアパートの最上階にある物置部屋に行ってみることにした。ぼくの住む部屋は一階にあるので、上の階に行くのはこのときが始めてである。物置部屋が最上階にあるということは聞いていたのだけれども、特にそこに行く用事もなかったので、長年住んだアパートなのだけれども、今回始めて階段を上った。薄暗い階段を登って三階だか四階だかの最上階に行くが、いくつか部屋があり、どの部屋が物置部屋なのかわからない。廊下に椅子を出して座っている人に聞いてみるが、その人も知らないという。どうやらこのアパートの住人ではなく、引っ越しの手伝いに来ている人らしい。妹とふたりで薄暗い最上階をうろうろするうちに「本棚」と表示されたドアをみつけて、それを開けてみればそこが物置部屋だった。物置部屋には代々このアパートに住んでいた人たちが残して行ったものがいろいろ置いてあった。古いレコード・プレイヤー、高そうなスピーカー、大量のマンガ、大量の古本。マンガや本は70年代頃に出版されたものらしく、背は黄ばんでいて、本屋さんでは見たこともないようなものばかり。本棚から「おそ松くん」を抜き取りパラパラとめくりながら、もっと早くこの部屋に来ておけば良かったと思う。
珍しいキノコ舞踊団