こないだ小学校に入学したと思ったらもう中学生なのか

日曜日の夜、6年ぶりくらいで会う友達と飲む。6年といったら小学校一年生が中学校一年生になるほどの時間だけど、大人にとっての6年間はなんだか短い。たいした成長もせず。演劇をするぞといって東京に行ったその友人は6年たって手ぶらで関西に帰って来たのだった。マンガ読んでゲームして日が暮れるという話をきいて、おまえあいかわらずだなと、残念に思うような安心するような。
なんだか、世の中はいろいろ動いているのに、僕はなにもせずぶらぶらと寝てくらしているという最近の生活に少し焦りを感じつつのネットサーフィン。『自慢の息子』が岸田賞をとったとか、『わが星』の再演がよかったとか、佐々木敦さんが新しい本をだすとか。ツイッターの人たちがいっていたりするのを横目で見て。
仕事が休みの日に書店をはしごして図書館にも行って、一番おもしろいのが図書館の児童書コーナーだった。子ども向けの人体の本とか地理の本とか借りて来て、家で寝ころって読む。岩波ジュニア新書が実はおもしろいのだなという発見をする。原発のこととか過労死のこととか、おとなが知らないことがいくらでも書かれている。