2011-01-01から1年間の記事一覧

週末

金曜日、うちのかみさんと一緒に上賀茂神社に蛍を見に行った。上賀茂神社はうちのすぐそばにあるので、晩ご飯がすんでから下駄をつっかけて手ぶらでとことこ歩いていった。神社の脇を流れる小川の上に蛍がちらほらと飛ぶ、というか、ただよう、というか、シ…

ベトナムからのコーヒー・フィルター

師匠がベトナム土産のコーヒー・フィルターをくれた! ベトナムのコーヒーはコンデンス・ミルクでつくるのだと師匠が教えてくれたので、 そのとおりにいれてみた。 そうか、これがベトナムの味か。 大友良英さんのノイズ・ギターを小さい音でききながら、家…

『歓待』をみた

みなみ会館で。 いっしょに見た女房は「おもしろかった」といってたけど、ぼくはこの映画を観ながら不安で胸がしめつけられるようで、みている時間がわりとずっと苦しかった。ひとりで見に来ていたら途中で見るのをやめていたかもしれない。実際映画をみなが…

TOGETHER WITH ROCK’N ROLL

今日も小学校の図書室でボランティア。 「この本貸してくださーい」 「君、名前は?」 「えー! こないだ教えたのにぃ」 と、ぼくがぜんぜん名前を覚えないので子どもが残念がる。むかしっから人の名前を覚えるのが苦手だったというのは、ひょっとしてぼくが…

人生の充実感とは

「働いたら充実感が得られるなんて大間違いで、人生の充実感とは究極的には、江ノ電の駅のベンチにずうっと座って、海や山や空を眺めているときに得られるようなものなのだ」保坂和志『猫の散歩道』

恐竜博士、虫博士

小学校の図書室でのボランティアもきのうで三回目となり、だいぶ慣れて来た。「いまの子どもは本を読まないので困ります!」というのは、あれはウソじゃないかしら。この小学校の子どもたちはどうやら毎日のように図書室にきて、とっかえひっかえ本を借りて…

海が呑む

三月十一日の地震のあとでO室さんから読むといいですよと勧められていた花輪かんじの「海が呑む」を、今ごろになってやっと読んだ。 「海が呑む」を読んでみると、どうも三月の地震のあとでテレビのニュース番組とかで大学の先生がしゃべっていたようなこと…

フィクションってなんだろう?

演劇をはじめたころは、戯曲を書きはじめたころは、人を感動させることのできるものが良い演劇なのだろうと漠然と考えていた。フィクションとは、人を感動させて泣かせるためにつくるものなのだろうな、という考えをほとんど疑わずに演劇作品をつくっていた…

ふつか酔いで乙女チック・ポエムを

こないだの金曜日の夜、東京在住のA井君とJ子ちゃんがうちに遊びにきた。夜の9時ころからビールを飲み始めて、朝方には和知からSちゃんも飲みに来て、A井くんがおみやげでもってきてくれた「さゆりの泪」という焼酎を「のみやすいね、これのみやすい」とい…

小学校で不審者と間違われる、ということも、最近ではほとんどなくなって来ました

こないだまわって来た回覧板に、近所の小学校で図書室のボランティアを募集しているということが書かれてた。ちょっと興味があったので小学校に電話をしてみたら、ほいほいと「では明日来てください」ということになり、それで今朝、小学校に行ってきた。最…

骨の髄まで善人

よこえさんに「みてみて」といわれて、こないだ大阪までみにいったのが『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』。と、『善人』の二本立て。のレイトショー。で、帰りは終電ぎりぎり。よこえさんは『善人』に出演していたのだけれども、この映画のよこえさんが…

頭に花、胸にも花

結婚式をしない方針なので、結婚式のかわりだと思って友だちを家に呼んで飲み会をしましょう。というのがわれわれのコンセプトで、とくにゴールデン週間にはまとめて何度か飲み会をして、これからまたぞくぞくと週末などに飲み会をして行く予定となっている…

トレイン・スポッティング

昨日の夜、家内といっしょにDVDで『トレイン・スポッティング』を見た。97年くらいに映画館で見たときは「かっけー!」とか思って、思わず2度も見てしまったのだったけれど、今回見てみたらどっと疲れた。なんだろう、あのどこにも逃げ場のない八方ふさが…

ミーム

25年くらい前に放映されたアニメの「ミーム」をもう一度みたくてYouTubeを探してみたらこんなの見つけた。 ミームは原発は危険だから将来は核融合発電になるかもね。とか言ってるけど、2011年の今、核融合発電の話はとんと聞かない。 このころはまだチェ…

カメラが3倍

連休は自宅で結婚披露飲み会を二回して、それから群馬の両親が泊まりにきて、それで結婚をした両家の親族の食事会というのをして、そうしたら熱が39度くらいも出て寝こんでしまい、きのうあたりはごろごろと寝そべってすごした。 中学生のときにつかった国…

育成シュミレーションでハウツーで

風邪気味っぽい。こんどの連休は連日飲み会をする予定なので、風邪っぽいまま連休に突入するのだけは避けたい。ので、野菜をたくさん食べてみる。 そしてやっぱしむかしの人の書く物はおもしろいですね、と『エミール』を読みながら思うこのごろは、風がわり…

長野に住んでみたい、という欲望

小説が読めない、という体質になりつつあるようで、図書館で借りた小説も途中まで読んだだけで返してしまったり。かといってエッセイも違うみたい。ちょろっと読んでみてもすぐに飽きてしまうのはどうしたことか。かろうじて子どものための科学の本などが読…

自動車での遠足のたのしみは途中のサービスエリアでラーメンを食べることです

土曜日、T井さんとT中さんがうちに遊びに来た。おみやげはペルホネンの黄色い布。結婚をするといろんな人がいろんなものをくれるのだなあ。ありがとうございます。 日曜日、妻のお爺さんの法事に行く。妻の弟の運転する自動車に乗って兵庫県まで。親戚の人た…

こないだ小学校に入学したと思ったらもう中学生なのか

日曜日の夜、6年ぶりくらいで会う友達と飲む。6年といったら小学校一年生が中学校一年生になるほどの時間だけど、大人にとっての6年間はなんだか短い。たいした成長もせず。演劇をするぞといって東京に行ったその友人は6年たって手ぶらで関西に帰って来…

だれかが台所でしゃべっている

土曜日、甘もの会のF見さんが泊まりに来て、結婚祝いをもらったり、ケーキを食べたり、お酒を飲んだり。日があるうちは桜を見に河原に出て、そのまま上賀茂神社にお参りをして、社家の庭を見た。手入れの今ひとつ行き届いていない庭がさみしくさびれたさむい…

ニワトリは食べ物なのかペットなのか

そして京都府では教員採用試験が7月24日にあるらしいよ。今回の採用予定者は「8年連続の増加で、1985年度以来26年ぶりに500人を超える。内訳は小学校200人、中学校150人、高校110人など。中学校では4年ぶりに全10教科を募集する」…

なんじゃもんじゃなんじゃ

こないだ友達と会って話をしたことを振り返ってみると、結構インターネットで拾った情報をしゃべりあっていたような気がするな、という気がする。話題の半分くらいはネットの話題だったかも。ツイッターでだれかがこう書いていたよ、とか。ポポポポンだよ、…

劇作家というのは劇作で家が建つ人のことだ

劇作しててもアパートにしか住めてないおまえはさしづめ劇作アパートだね、と友達に言われたとき、たしかにぼくはアパートに住んで銭湯にかよう暮らしをしていた。といっても劇作で得たお金でアパートの家賃を払っていたわけじゃないから、実は劇作アパート…

山椒の小粒になるよりも、ウドの大木になりなさい

こないだまでまるぼうずだった庭の山椒がものすごい勢いで葉っぱを出しているのを見ると、植物ってこんなにも急に緑になるものなのか! と、たまげる。たまげながら、この家に引っ越して来るまでわたしはあまりちゃんと植物をみるということをしていなかった…

少女時代全員の名前をいうことができます

もう、こんなに天気がよくて絶好のお花見日和じゃないか! という昨日の日曜日は午前中に選挙に行き、交通公演で桜とゴーカートを眺めて、それから家の庭の草むしりをして。「元気に草が伸びて、もう春なのね、ばあさんや」と気分はもう老後。 午後には友達…

かゆい

どうも空気が乾燥してる。というのがスネのかゆさで分かるという年頃になった。二十代の頃はこんなにもスネがかゆかったという記憶がないので、やっぱり年齢とともにお肌がすさんで来たのだね、といいつつスネに爪を立ててぼりぼりかく日々であったのが、今…

ハゲに悪人なし

いつもの通り、いろんな本をとっかえひっかえ読む日々の中のある日。ちょっと読んでは別の本、ちょっと読んでは別の本と、そんな持久力の乏しいぼくが今読みかけている本たちは。 こないだのリーディング公演で大阪に行ったときに、商店街の古本屋で百円で買…

1996年渋谷のエロス

とかいってオムトンのことを書いたあとで録画しておいた『ブラタモリ』の「渋谷」のやつを見てみたら、なんとオムトンの音楽がここぞというところでバシバシ使われているではないか。これまでの放送を見ていて「あ、オムトンの音だ」と思ったことはなかった…

ひさしぶりに聴くとしっくりきます

オムトンがこないだ京都に来たのはいつだったっけか。もう、あれは去年のことだったんだっけか。そのときにぼくはライブ会場で新しいアルバムを買って、三人にサインをしてもらって、そんで買ったばかりのころは繰り返し聴いたんだけど、最近はジミヘンやボ…

餃子パーティーは二時集合だよ

みんなでわいわいこねたり伸ばしたり包んだりして、こういう時間がわりと楽しいんだよね、始めての共同作業だわね、と粉をねって皮から手作りした餃子はカリカリと焼けた底のところと、もっちりと膨らんだ皮がうまくて、ちょっと食べ過ぎなんじゃないかしら…